本日の写真はステンレス鋳物のバフ研磨前・バフ研磨後の写真です。タイトルの通り素材はステンレスとなっているので材質的には硬く研磨には時間と材料を多く使うことになります。写真は天面だけですが裏面・側面の外周は全て研磨範囲となっています。重さが15㎏以上という条件と形状が複雑という条件があるのでバフレースやベータマシンでは難しいところがあります。今回は納期までに時間があったのでいろいろの工具や方法でトライをしました。
やはりバフレースやベータマシンでは重さがネックとなりましたが、サンダーなどの工具に比べると研削力が大きいのでストレスなく梨地の除去ができました。しかし体力も削られていくので体力勝負といった具合になります。
広い面に関しては、サンダーやグラインダーが有効的でした。ペーパー類は粗いものから使用するので食い込みや削りすぎには注意が必要です。
粗目は最終目立たなくなれば良いという品質レベルになりますが、粗い番手の研磨材は極力避けたいところです。
粗工程スタートが#40のところがあり予想通り時間と材料を多く使う結果となってしまいましたが、最終的にはスコッチ仕上げとなり表面を滑らかにすることができました。
本日はステンレス鋳物の研磨ビフォーアフターでした。
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