本日の写真は、鉄バフ(エメリー)になります。
何年も前に作った鉄バフになるのですが、最近扱いかたが悪かったようで使い物にならなくなってしまいました。砂がすぐに飛んでしまう・切れ味が悪い
といった状態になっていました。鉄バフは繊細なので扱いかた・管理の仕方を間違えると上記のような事態となり仕事ができなくなってしまいます。
鉄バフは布に接着剤(膠)を塗り、その上に砂(エメリー)を付着させたものになります。砂の粒度を変えることによって粗さを調整することができるの
で#150 #240など専用のバフを作ることができます。
最初の写真は接着剤(膠)と砂(エメリー)を削った状態になります。作り直す際は砂の層・接着剤の層を除去していくので年季が入っている鉄バフは除去作業に時間
がかかります。
各層の除去が終わり次第、バフの成形・膠作業の流れになっていきます。
新品のバフ・再製作のバフはすぐに使うことができないので、少しずつならしていかなければなりません。
使える状態になるまでには2~3週間かかります。
最後の写真は完成ではないので、ここから時間をかけて製品になじむバフを作っていきます。
本日はバフ研磨業者が使用する鉄バフについての紹介でした。
~バフ研磨・鏡面仕上げ・ヘアライン加工手作業・TIG溶接・メッキ各種表面処理はツヤ技研(有)~
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