本日の写真はアルミ製品のTIG溶接後の写真です。
製品全体はアルミフレームとなっています。フレーム内に写真のような板を付けていきます。板とフレームを溶接する際、板側の入熱が大きくなり溶け落ちやすくなります。そのため、端部や際部は溶接割れが発生しやすくなるので割れを防止する処理が必要となります。
写真では各2カ所割れとめをしています。溶接ビードだけの方が見栄えが良いのですが、割れてしまうとNGとなるので止めを置いています。
最終的には溶接ビードの全ツラカットのヘアライン仕上げとなります。板のRにかぶっている止めも指定された角度のR仕上げとなるのでキレイになくなります。
仕上げ後にピンホール・ブローホールがあった際は全て修正対応となるので、溶接前の前処理は気を使います。
本日はアルミTIG溶接の紹介でした。
バフ研磨・ヘアライン加工手作業・TIG溶接・メッキ各種表面処理はツヤ技研(有)に