本日の写真は穴が開いてしまったアルミ製のケースの補修溶接前と溶接後仕上げ後の写真になります。
まず最初は穴が開いている箇所をヤスリやワイヤーブラシなどで整えていきます。またワイヤーブラシは穴の内側に付着した油も取れるように念入りにブラッシングします。
溶接時にゴミや油などの不純物があると溶接欠陥になりやすいので、溶接前の前処理も大事な工程となっています。
長さ50ミリ程度 幅15ミリ程度 厚み4ミリ程度 が穴の大きさとなっています。溶接時は溶かしつつ、溶接棒を少しずつという流れでの溶接作業となりました。
ビードカットでは小さめの径のサンダーを使用し粗削りをしました。溶接ビードの写真を撮り忘れてしまいましたが、溶接ビードは低めに置いたので仕上げもスムーズに行う
ことができました。
サンダーの目が目立ってしまうので、最終はぼかしを入れて完成です。
本日はエンジン回りアルミケース の補修作業の紹介でした。
~バフ研磨・鏡面仕上げ・ヘアライン加工手作業・TIG溶接・メッキ各種表面処理はツヤ技研(有)~
沢山のご相談・ご依頼に感謝申し上げます。
ご相談・ご依頼につきましてはTEL以外にも、HPにてお問い合わせフォームをご用意しております。どうぞお気軽にお問い合わせください。