本日の写真はアルミ製の梨地(ショット肌)のバフ研磨前とバフ研磨後です。先ずは梨地(ショット肌)の除去作業が必要となります。粗工程のペーパーで除去をしていきますが粗すぎるペーパーを使用すると鏡面工程までの道のりが長く、細かすぎるペーパーを使用すると梨地(ショット肌)の除去に時間がかかる。というように下地研磨においてはこのような悩みが発生します。材質の特性を見極め工程組をしていく必要があるのでいくつかのパターンを試した後、量産体制をつくっていきます。10個20個の単発であれば試す必要がありませんが、長く続くものに関してはバフ研磨の検証は欠かせません。

今回は使用するペーパー・バフの番手を確認しながら進め、使用材料等も変えながらトライしました。
部品の長手方向は4センチほどしかないため持ち方も重要となっていきます。
一見小さく簡単そうに見えますが、小さいものは持つところが限らるので難易度が高くなることがあります。

本日はバフ研磨の鏡面仕上げ、ビフォーアフターの紹介でした。



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この頃はバフ研磨でお困りの企業様からの問い合わせを多くいただいております。