本日の写真はフレームの中磨きの途中の写真です。最終はヘアライン加工となっています。ヘアライン加工の工程は全て手作業となり、工具が使用できない箇所は手でヘアラインを入れていきます。ヘアライン加工は素材の傷や凹みがなければ比較的スムーズに作業ができるのですが、傷や凹みがあったときは部分修正をするとその部分だけが凹んだり、ヘアライン加工の目がずれたりするので神経を使います。なので部分修正は部分だけでなく範囲を広げて修正をする必要があります。素地のヘアライン加工目を活かした方法があれば良いのですが、一度溶接や研磨をすると素地の目に戻すのは難しくなります。極力素地のヘアライン加工目に近い状態というのが精一杯になります。
本日はヘアライン加工 手作業の紹介でした。次回は完成の写真をUPできればと思います。