本日の写真は昨日の続きになります。材質はアルミのフレームとなります。溶接から各種仕上げ・ビードカット・ヘアライン加工手作業・バフ研磨などをしていきます。写真はフレームのコーナー部となるので曲げ加工の傷やシワが発生しています。無傷の状態でヘアライン加工ができれば良いのですが、各加工の工程で何らかの痕がついています。ヘアライン加工にもバフ研磨時の鏡面仕上げのように粗目工程から細目工程が存在します。深い傷がある場合は粗目工程、浅い傷は中目工程、擦り傷程度は細目工程といった具合に素材の状態に合わせて工程を変えていきます。ヘアライン加工に限らず、バフ研磨作業においても粗目作業からのスタート時間もコストもかかってしまいます。難しいことですが、無傷の状態でのバフ研磨並びにヘアライン加工がすることが理想です。
今回のヘアライン加工手作業の写真は#150程度となっています。#240・#320にしていくと徐々にヘアライン加工の目が細かくなっていきます。粗いヘアライン加工と細かいヘアライン加工、個人的には粗いヘアライン加工を好んでいます。
本日もヘアライン加工手作業の紹介でした。