本日の写真は仕上げバフ研磨をする為の準備段階の写真です。左側はパーティングを除去し、右側は全体をペーパーでなでています。ヘアライン加工であればペーパー目がまっすぐになるところなのですが、後工程が鏡面仕上げになるので下地目はあえて斜めにします。
何故、斜めにヘアラインをいれるのか。その答えは、下地残りを確認する為です。
最終のバフ研磨をするさいはまっすぐになるよう研磨していきます。まっすぐになっていない目が下地となり目残りが発覚するという仕組みです。なのでバフ研磨は最終の完成から逆算をし、手順を決めてから作業に入ります。 逆算ができていない状態からのスタートは迷子になりやすく、時間の浪費となります。