本日の写真はバリ取り・面取り中の写真です。ワークがわかりずらい写真になっていますが手元にステンレス製の板物を持っています。薄さ1ミリほどとなっているので、ちょっとした衝撃で変形してしまいます。バフ研磨においても熱を加えすぎたり、変な持ち方をしてしまうと形状変化でNG品となってしまいます。写真ではスコッチを使っていますが、比較的硬くバフやサイザルなどと違って引っかかることがないので製品が吹き飛ぶ危険性がありません。
素手で触るとバリがあり、手や糸が切れてしまいます。手が切れないよう・糸が切れないようバリ取り・面取り・糸道研磨をしています。

スコッチにも硬さや番手が存在しますが、当社で使用するスコッチは比較的硬いものが多いです。柔らかいものは消耗が早くすぐに小さくなります。使い方が悪いと斜めになったり、丸くなったりするのでバフ研磨をしながらスコッチの形状を崩さないようにする必要があります。また、製品の形状によってはわざと斜めにしたり、丸くしたりしり、径を小さくすることもあります。これはスコッチに限らず鉄バフもサイザル等も製品の形状に合わせて形を変えることがあります。

本日はバリ取り・面取り・糸道研磨につかう研磨材の紹介でした。

今回の動画もツヤ技研のインスタグラムにUPする予定です。

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