本日の写真は三角の板を付けた写真です。こちらはアルミ溶接になります。約20ミリ溶接ビードを置いているので溶接歪は抑えられています。20ミリの短い距離ですが、完成はツラ仕上げとなっているため開先を取り裏波をしっかり出しています。三角の板はすぐに溶けて無くなってしまうので、溶かして融合させながら成型していくイメージで溶接をしていきます。写真では黒くなっている箇所ありますが、この焦げた色はTIG溶接で使用するタングステンをワークにあててしまった際に発生する焦げです。表面の焦げだけで済めばいいのですが、焦げ部がえぐれたり・へこんだりするときもあるので溶接する際は要注意です。この写真の焦げは表面だけでしたので仕上げでキレイに処理することができました。次回は焦げ除去後も撮れればと思います。