本日の写真は中間のバフ 研磨工程の写真です。回転中、作業中の真上から撮影したので少しぼやけています。中間工程のバフ 研磨ではエメリーを使用しています。一般的には鉄バフと呼ばれるものです。鉄バフは、バフに膠という接着剤を塗り、その上に砂(エメリー)をつけるものになります。砂(エメリー)にもペーパーのように番手が存在します。粗い砂から細かい砂まであり、砂の色も変わっていきます。ベテランクラスのバフ 研磨職人になると微妙な色の違いで番手がわかるそうです。
#150の鉄バフと#180の鉄バフ、ぱっと見は同じに見えてしまいますが、使用したら違いがわかります。中堅クラスになると使用感の差で番手の違いがわかるようになるそうです。
30年40年前は鉄バフが主流だったので見た目で番手を判断するのが当たり前だったそうです。

現在はペーパーが主流になり、鉄バフを使わなくなったバフ研磨業者さんもいますが、当社は鉄バフを使い続けています。
砂(エメリー)の管理・バフの管理・膠の管理、ペーパーと比較すると手間になることもありますが、鏡面仕上げ・光沢を必要とする作業においては、ペーパーが主流の現在でも鉄バフは有効的です。

本日は中間バフ 研磨に使用する鉄バフの紹介でした。
ツヤ技研のインスタグラムにこの写真の動画をUPする予定です。



バフ 研磨・鏡面仕上げ・ヘアライン加工手作業・溶接研磨・各種表面処理のことならツヤ技研(有)におまかせ下さい。