本日の写真は機械部品に取り付くパーツです。こちらの写真はショット加工がされており、ショット肌(梨地)となっていました。梨地を除去するためには粗いペーパーやバフにて除去する必要があります。今回は#150のペーパーで梨地を除去しました。#150でも除去できない場合はもっと粗い番手のものを使用します。私が経験した範囲では#40の粗工程がありましたが、ここまで粗いと製品自体が焼けやすく観察しながら作業していく必要があります。焼けた状態では後工程のバフ研磨で仕上がらない・アルマイトで変色するなどの不具合が発生します。粗工程だけではなく全体に共通することですが、研磨剤(油)を塗るタイミング・量も仕上がりの良し悪しに繋がっていきます。