本日の写真は自転車のハンドルです。このような形状は仕上げのバフ研磨において少々危険を伴います。力加減やバフに当てる角度を間違えてしまうとワークを吹き飛ばしてしまいます。下地のバフ研磨においてはペーパーが硬くワークが引っ張られるような感覚はないのですが、仕上げのバフ研磨に使用する布や綿は引っ張る力が強くバフの回転数や、当てる力が強いと体ごと持っていかれることもあります。体が持っていかれる前にワークを手から離せばいいのですが、新人や不慣れな作業者はワークを落とさないよう力が入ってしまっているので瞬間的な対応が難しくなります。