本日の写真は鏡面仕上げ後の写真です。材質はステンレスになります。素材も良かったのですぐに光沢を出すことができました。なので今回のバフ研磨は下地工程の中間仕上げから行いました。サンダーの粗目や小さい傷を取るために#320で調整をしてから鏡面仕上げ工程へと移りました。
このようなフレームは、手で持ってレース台でのバフ研磨にするか、フレームをバイスなどで固定してハンドタイプでバフ研磨を行うかの2択にわかれます。安全性が高いのはバイスで固定でのバフ研磨になりますが、作業時間が大幅にかかってしまうのが難点です。レース台でのバフ研磨は作業時間はハンドタイプよりも圧倒的に作業時間が早いですが、多少の危険が伴います。高速回転している布にフレームを押し付けるので、回転の力でフレームがはじかれることがあります。押し当てる角度を間違えなければ問題ないのですが、初心者が作業するのはとても危険です。当社においてもある程度経験がある作業者でなければこのようなフレーム製品はバフ研磨をすることができません。
本日はバフ研磨・鏡面仕上げの紹介でした。